かつて川崎市多摩区の多摩丘陵先端にあったお城が「枡形城」です。
「枡形城」は建久年間（1190～1198年）に、武蔵国秩父郡を本貫地としていた武家・秩父氏の流れをくむ稲毛重成によって築城されました。

重成は鎌倉幕府の御家人で源頼朝の家臣であった知勇兼備の武将・畠山重忠の従兄弟でもあります。
その後、「枡形城」は1504年（永正元）北条早雲が山内上杉氏征伐のために入城し、立河原の戦いへ向かう拠点になるなど歴史の舞台に姿を現しています。


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